葬儀の連絡と香典

葬儀の詳細が決まったら連絡を行いますが、近所の人への連絡は自治会長などを通して行いますので、家族葬で香典を辞退する場合にも、自治会長に「故人の遺志で家族葬にて葬儀を執り行い、ご会葬、ご香典等はご辞退申し上げます」と必ず回覧してもらうようにします。
故人の友人知人への連絡は、最も親しかった友人に一括して連絡を依頼した方がいいでしょうし、ご遺族の方が把握していない友人関係もあります。
故人の職場への連絡は職場の仲間や上司に葬儀の詳細を伝え、会社からの参列者が多い場合は、会社から葬儀の受け付け係などの応援をお願いすることもできます。
ご遺族の職場への連絡は、上司と忌引休暇を管理している総務課などに葬儀の詳細を知らせますが、家族葬でおこなう場合には、連絡の際にその旨をきちんと伝え、家族葬という説明だけでは、参列してよいものか、香典を出してよいものか判断出来かねますので、会葬と香典を辞退される場合は、その旨をきちんと伝えましょう。
葬儀の連絡では、故人の名前、通夜の日時、葬儀・告別式の日時、喪主の名前、斎場名と住所・電話、斎場の地図、葬儀社の連絡先などを伝えますが、香典を辞退する場合には、連絡時に必ず申し添えましょう。
連絡方法は、電話、FAXが一般的ですが、FAXは相手が記録する手間がなく今では主流になっています。

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香典返しのマナー

香典返しとは四十九日の忌明けの法要が無事終了した後、忌明けの報告とお礼をかねて品物を贈ることをいいます。
おおよそ忌明け当日から1ヶ月以内に行うのが一般的ですが、忌明けまでに3ヶ月かかる場合、また年を越してしまう場合などは三十五日をもって忌明けとし、香典返しを行うケースもあります。
近年ではなるべく早くお返しを済ませたいということで葬儀当日に返礼品を渡す「当日返し」も増えていますし、また初七日の頃に行うこともあります。
なお、神道やキリスト教では香典返しをしないことになっていますが、最近では仏式での影響を受けて、香典返しをするのが一般的になり、神道では三十日祭または五十日祭の後、キリスト教式では1ヵ月後の召天記念式後にお返しをします。
香典返しの品物は香典額の半分から3分の1くらいを目安に選び、郵送で贈る場合はあいさつ状に返礼品を添えて贈ります。
また、香典返しを受け取った際に、礼状は出さないことになっています。
香典返しの品物には弔事用のし紙をかけ、表書きには「志」と記すことが最も一般的で、どの宗教でも使用することができますが、宗教によって「忌明け」「満中陰志」「粗供養」「偲草」と記す場合もあります。
表書きの下部分には喪主や差出人の「苗字のみ」を記すのが通例となっています。

香典の寄付

これまで葬儀でいただいた香典は、忌明け後に「香典返し」として参列者に品物を贈り、お返しするのが一般的でしたが、近年ではこれまでの「香典返し」という品物を贈る習慣にかえ、その相当額を社会的貢献活動に寄付し、香典返しを省略するという形が増えています。葬家ごとにさまざまな事情があるわけですが、故人の遺志であるならば尊重するべきだと考えられます。
いろいろな団体、協会が香典の寄付を受け付けていますので、故人の意を汲み、故人の遺志にかなう団体、生前興味のあった分野から寄付先を探し手続きをします。
香典をいただいた方々へは寄付した旨を何らかの方法でお伝えしなければいけませんので、一般的には四十九日の法要の後、通常香典返しを発送する時期にあいさつ状を送り、その中で寄付先や寄付の趣旨、本人の遺志であったことなどを書き添えますが、寄付先によっては故人の名前を入れた礼状を必要枚数準備してくれるなどのサービスもあり利用することもできます。
また香典の全額を寄付するのではなく、一部だけを寄付に充てるという形あり、その場合には四十九日の法要後に少額の香典返しを用意し、寄付の趣旨、寄付先などを記載したあいさつ状を添えて贈り、香典をいただいた相手への気遣いもあり、故人の遺志も尊重することのできる方法です。

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Copyright © 2008 葬儀の詳細と香典返し